語り部
『道中、困難は沢山ありましたが、夢喰姫はなんとか次の街へとたどり着きました。歩き疲れてしまったようで、ぼんやりしながら宿を探します』
ハミ
「旅人さん、宿にはまだつかないのかしら……」
旅人
「そろそろ見つかると思うので、もう少しの辛抱です」
ハミ
「ええ……」
語り部
『先導する私の後ろをとぼとぼと歩く夢喰姫でしたが、擦れ違いざまに人とぶつかってしまったようです。
ふらついた夢喰姫はそのまま裏道に入ってしまいました。
慌てて表通りに戻りますが、お恥ずかしながら、私は気づかず何処へやら、夢喰姫は見知らぬ街で一人になってしまいました』
ハミ
「どうしましょう……旅人さんがどっちへ行ったのかも分からないわ……」
ハミ
(こういう時はどうするのが良いんだったかしら)
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